ピアノのレッスンには、お家での練習がつきものです。
正直申しますと、『練習しなくてもうまくなる』 とは言えません・・・。
ましてや、月に1回や2回のレッスンですと、やはり家での練習が必須となります。
小さい子の場合は、お家での練習は、大抵ご家族の悩みになることとなるでしょう。
二男も4歳からピアノを習い(私とは格闘になるため教えてません)
練習問題はつきものでした。
そして練習しだすと、今度は私と喧嘩勃発。
私も黙っていればいいのに、ついつい口を出すし、二男も聞いてくるので、
そこからバトルが始まります。なんででしょうか。もっとお互い優しくなればいいのに、
どうしてもできないんです。
でも、練習している時の上達ぶりはそりゃ目を見張るものがありました。
練習していくから、レッスンも進みました。
この練習の習慣がずっと続けばよかったのですが
私もバトルになるのが嫌で、声をかけなくなり、二男もなんだかなぁなぁになってきたので
停滞期へ・・・。
今はほそぼそとですが、続けています。
レッスン前に自分でほんとにさらって弾いて、レッスンにのぞむ感じです....
でも、ピアノが嫌いではなさそうですし、何はあれ先生のことが大好きなので、
小学校終わるまで続けるそうです。
私自身は、母が厳しい人でしたので、「毎日弾きなさい」と弾いていました。
でも、もちろん弾きたくない日もありましたし、そういう日はふてくされて弾いていたり、
泣きながらもあったように思います。
でも、その小さい頃からの練習が習慣化して、小学校からは自分で練習していたと思います。(練習しなさいとは言われましたが)
この習慣化したことはとてもよかったと思います。
その点については、母に感謝しています。
レッスンにいらしている皆さん、「練習」がテーマになってきます。
私は、ママたち(大体関わっているのがママなので、ママとしました)が、
普段から大変なのに、「練習」のことでストレスになるのが本当に心配だし、自分も嫌なのです。
でも、やっぱり小さい頃は特に、声かけも含めてご家族のサポートは必要になってきます。
習慣化するまでには時間も労力もかかるでしょう。
練習練習で辛くなってしまうのも嫌ですし、つい「練習無理だったらここでまたやろう」と
言いますが、やっぱり最低限の練習はしてほしいと思っています。
あるユーチューバーピアニストの方が
「生徒が練習してこないのは生徒の問題だが、生徒が練習してくるような影響を与える能力が足りていないのは自分自身(先生)の問題」とブログにのせていました。
つまり「生徒が「練習したい!」と思うような行動を先生自身がしていないのです」
とありました。
そのとおりだと思いました。
ご家族の協力も必須なのですが、ご家族と生徒さんが険悪になったり、ピアノで辛い思いをするのは本当に望みません。
ピアノは息が長い習い事です。
ひとりひとりによって違ってはきますが、ある程度思うように弾けるようになるのは、よほどの天才ではない限り、細く長い練習が必要となってきます。
それをぜひ気持ちよく続けて(もちろん山あり谷ありだと思いますが)、練習についても
私なりにご家族と一緒に考えていきたいなって思っています。
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